■2008 1201・02・03 〔プチ祝詞講座〕:いじめの回避
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〔プチ祝詞講座〕:試験、本番、競技当日のアガリを克服
本番に弱い人がいる。オリンピックの代表選手の中にも
そういう人がいる。芸能人などでも舞台に上がる直前に
震えが止まらなかったり、極度に緊張する人があるという
から意外だ。
そこで「入試や試合で本領発揮できるように」というので、
「必勝」の祈りを試みることになる。
〔チーム名・選手名・受験者名〕はしも、此度(こたび)
oo競技会・oo大会に出場する〔oo試験を受くる〕こととは
なりぬ、故(かれ)大神が稜威(みいつ)以(もち)て、
積み重ね来たる練習(ならひごと)・磨きたる技(わざ)
〔重ね来たる物学び・倦(う)まず弛(たゆ)まぬ努力〕の
随(まにま)に、本領(もてるちから)をば
有る限り出(いだ)さしめ給ひ、輝かしき結果(いさをし)をば
得さしめ給へ
読み:
〔チーム名・選手名・受験者名〕わしも こたび
oo競技会・oo大会に出場する〔oo試験を受くる〕こととはなりぬ
かれ おおかみの みいつもちて つみかさねきたる ならいごと
・みがきたるわざ ・かさねきたる ものまなび うまずたゆまぬ
ことのまにまに もてるちからをば
あるかぎり いださしめたまひ かがやかしき いさおしをば
えさしめたまへ
〔参考〕
希望する(入りたい)学校 ⇒ のぞめる まなびや
試験 ⇒ ためしのわざ・ちからためし
(c)金子善光
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〔プチ祝詞講座〕:幽霊祓い
科学万能の時代だが、謎の部分も多い。
幽霊やお化けの類に遭遇する人もある。
迷信だとか非科学的だというのは簡単だが、
当事者にとっては不安の種なのである。
平田篤胤は『仙境異聞』で
「産土の神様が助けて下さるのだ」と言っている。
そこで私どもも勇気を奮って「幽霊駆除」に挑戦してみよう。
〔祈願者氏名〕はしも、折々に己(おの)が
部屋に幽霊現はるるにより、専(もは)ら
大稜威(おほみいつ)に縋(すが)る他はなしと、
慎み敬ひ・乞(こ)ひ祈(の)み奉(まつ)る
状(さま)を、見給ひ聞き給ひて、斯(し)が
幽霊をば祓ひ却(や)り給へ
読み:
〔祈願者氏名〕わしも、おりおりにおのが
へやに かすかなるたま あらわるるにより、
もはら おほみいつに すがるほかはなしと、
つつしみいやまいひ こいのみまつるさまを、
みたまいききたまいて、しが
かすかなるたまをばはらいやりたまへ
参考:
幽霊→かすかなるたま・かくれたま など
化け物→もののけ
それぞれに形容詞をつけるのも良い
(例)悪しきもののけ
(c)金子善光
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〔プチ祝詞講座〕:盗難除け
治安がよく誰もが正直で、それが美徳であった時代は去ったようだ。
予想外のことが起こる。「盗難防止」などはセキュリティー会社に
頼めばよいということになりそうだが、古来、門口を守る神々があり、
今日なお信仰されている。この神々に泥棒が入らぬように祈るのである。
櫛磐間門命(くしいはまとのみこと)
・豊磐間門命(とよいはまとのみこと)たち、霊(たま)ぢはひ給ひて、
四方四隅(よもよすみ)より入(い)り来(こ)む盗人(ぬすびと)をば、
待ち防ぎ排(そ)け却(や)らひ坐(ま)せ
読み:くしいわまとのみこと とよいはまと の みことたち
たま ちはいたまひて よもよすみより いちこむぬすびとをば
まちふせぎ そけやらひませ
(c)金子善光
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御酒所
六社例祭の御酒所開きは、毎年助勤者と二班に分れて行った。
今年は二か所を除き、全て自分が祝詞を上げることにした。
祭壇が低い、神饌が揃っていない、玉串の紙垂が裏向け、等々。
文句を言い出せばきりがない。そこで「御酒所マニュアル」を作った。
総代には事前に配り、御酒所ではそのつど渡して説明した。中には
「来る神主ごとに言うことが違うのだから気に掛けることはない」と
のたまう猛者もいたが、来年が楽しみである。神輿のみたま入れ
は三年掛ったが、本来の形に戻りつつあるのだ。
〔プチ祝詞講座〕
家族に病人が出た場合、慌て迷うのは人の常であろう。
『困った時の神頼み』で代参者が祈願にみえることがある。
医学が進んだ現代でも神慮に縋(すが)りたいことがある。
そこで「病気平癒」では最適の医療との出会いを願うことになる。
〔父・母・兄・姉・弟・妹 氏名〕い、
先つころより〔病名〕にて悩み患ひ来ぬれば、
〔代参者氏名〕今し御前に額(ぬか)づき拝(をろが)み奉(まつ)り、
疾(と)く疾(と)く癒(いや)し元つ姿に戻さしめ給へと、
願(ね)ぎ奉(まつ)る状(さま)を、諾(うべな)ひ給ひて、
最々(いといと)よき手立(てだて)・相応(ふさ)しき
医術(くすしのわざ)を得さしめ給へ
読み:〔父・母・兄・姉・弟・妹 氏名〕い、
さきつころより〔病名〕にて なやみわずらひ きぬれば
〔代表者氏名〕いまし みまえに ぬかづきおろがみまつり
とくとく いやし もとつすがたに もどさしめたまへと
ねぎまつるさまを うづないたまいて
くすしのわざを えさしめたまえ・・・
(c)金子善光
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境内整備
境内に日露戦争の記念碑がある。
役員に「文化財だから大切にしよう」と話したが
氏子から指摘されて驚いた。
土台がかなり老朽化している。
補修を提案したが費用がネックになってなかなか
進まない。
やむなく「倒れてけが人が出れば責任問題だ」
と説得した。
それから一年、やっと土台の補修工事が終った。
工事担当者の感想は「間一髪だ」であった。
今年は参道の改修工事を始めた。
敷石の凸凹が以前から気に掛かっていた。
これも実現することになり、同時に拝殿前の
段差も解消される手はずだ。
〔プチ祝詞講座〕:事故後の車のお祓い
神社には色々な祈祷依頼がある。
たとえば「事故後の車の祓い」を依頼された場合の
願い方の一例を上げてみよう。
〔祈願者氏名〕伊が日ごとに用ゐる車〔車種・番号〕はしも、
去(い)ぬるo月o日、ゆくりなくも
交通事故(くるまのわざはひ)に遭遇(あ)ひ侍りぬ、
故(かれ)見直し聞き直し坐(ま)して、今ゆ行く先、
かかる禍(わざはひ)あらしめ給ふことなく行き帰らしめ給へ
読み:○○○○い が ひごとにもちいるくるま 〔車種・番号〕わしも、
いぬる 月 日 ゆくりなくも くるまのわざわいにあいはべりぬ
かれみなおしききなおしまして いまゆゆくさき
かかるわざわいあらしめたまうことなくいきかえらしめたまえ
(c)金子善光
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七五三
三歳の祝は「髪(かみ)置(おき)」「髪立(かみだて)」「髪(かみ)そぎ」などと呼ばれた。
三歳から髪を伸ばし始めたことによる。五歳の祝は「袴(はかま)着(ぎ)」と言った。
「着(ちゃく)袴(こ)」とも言う。平安時代の貴族は三歳でこれを行った。
五歳の祝としたのは江戸時代以降のことである。七歳の祝は「帯解(おびとき)」である。
男女ともに着物の付(つけ)紐(ひも)を外し帯を締める祝である。
昔から「七つ前は神のうち」と言う。この歳が子どもと大人との境目というわけである。
童謡(わらべうた)『とうりゃんせ』に「この子の七つのお祝にお札を納めに参ります」
とし「行きはよいよい帰りは恐い」とある。〈お札〉は初宮詣のおりに受けた神札であろう。
また帰りが〈恐い〉のは、「行きは子どもだが帰りは大人扱いとなる」ためで、
「これまでは子どもとして許されたが、今日からは違うのだ」という戒であったのに違いない。節目ごとに幼な子の成長を確める七五三のならわしは、千年以上も続く日本の古い伝統儀礼の一つなのであった。
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