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2009年4月

2009年4月29日 (水)

■2009.0430・0501・02〔虫封じ〕プチ祝詞講座:虫封じ

P4290325

Item_s01_011 学生時代に先輩から聞いた話だが、
明治神宮にも「虫封じをして欲しい」という依頼があるらしい。
しかし「きちんと説明してお断りしている」由。
今はどうなさっているのであろう。
一般の神社では受け入れているに違いない。
初めての子に親は戸惑う。夜泣き・癇の虫にもうろたえる。
そこで昔の人は産土の神様に縋ったのである。

〔プチ祝詞講座〕:虫封じ
この嬰児(みどりご)はしも去(い)ぬる○月○日に
この現世(うつしよ)に生まれ出(いで)しより、
癇(かん)の虫によりてか、夜泣(よなき)止(や)まず、
たらちねの親も疲れ悩み居(を)れば、大(おほ)いなる
神力(みちから)以(もち)て、
斯(し)が虫をば封(ふさ)がしめ給へと

読み:
このみどりごはしもいぬる○月○日に
このうつしよにうまれいでしより、
かんのむしによりてか、よなきやまず、
たらちねのおやもつかれなやみいをれば、おほいなる
みちからもちて、しがむしをばふさがしめたまへと

(c)金子善光

〔語句〕
去(い)ぬる = 経過した(感覚)、過ぎた
たらちねの = 親にかかる 枕詞
        たらちねの母
(参考)

機嫌が悪くなりやすい赤ちゃんや、すやすやと眠らず
いつもグズル子供に ”かんの虫がつく” と表現する。
あまりの夜鳴きに母親はノイローゼ気味になってしまい
虫封じの祈願に訪れる。
神社やお寺などで行っているところがある。
虫と墨で書いた半紙に針をブスブス刺して祈願するという
まじないがある。カンの虫を封じたことになる。ご祈願には
虫を取り除く、または虫の予防の意味をこめる。

左の画像は、虫封じの申し込み用紙の例 氏名、住所などを書いて虫の部分を針でブスブスとさして神職に申し込む。御祈願お炊き上げとなる。

右の画像の「宇津救命丸」は、1粒中に、小児のデリケートな体質に適した神経の安定作用、強壮作用、健胃整腸作用 などのある生薬が配合され、夜泣き、かんむし・下痢など広く効果を発揮すると言われている。 確かに子供のころから聞く薬だし数百年の歴史があるらしい。

蛇足@管理者N

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2009年4月26日 (日)

■2009.0427・28・29〔園児安全〕:プチ祝詞講座 新入園児安全

0011

新学期が始まった。
例年のことだが交通安全運動も展開される。
この時期は特に運転に気を使う。
子供は突然飛び出して来る。
視野が狭いし、お喋りや遊びに気を取られて
車の接近に気付かないことも多い。
親心としてお守りを持たせたくなるのは人情だろう。
近年は誘拐などの心配も加わった。


〔プチ祝詞講座〕園児安全
この年も春は巡(めぐ)り来(き)たりて、
入園の幼児(をさなご)らはしも、或(ある)は
徒歩(かち)また或は通園バスにて通ふこととはなりぬ、
故(かれ)、行き来の道に交通事故(くるまのわざはひ)
また誘拐(かどはかし)に遭(あ)はせ給(たま)ふことなく、
平穏(おだひ)に健全(すこやか)に生育(ひたしはぐく)み給へと

読み:
このとしもはるはめぐりきたりて、
にゅうえんのをさなごらはしも、あるは
かちまたあるいはつうえんバスにてかよふこととはなりぬ、
かれ、ゆききのみちにくるまのわざはひ
またかどはかしにあはせたまふことなく、
おだひにすこやかにひたしはぐくみたまへと

(c)金子善光

〔語句〕
幼児(をさなご)ら⇒○○幼稚園のをさなごら
⇒(○○幼稚園の園児たち)
徒歩(とほ)⇒(かち)
交通事故(交通事故)⇒(くるまのわざはひ)(みちゆきのわざはひ)
誘拐(ゆうかい)⇒(かどはかし)

誘拐は、その昔は神隠しと考えられていましたが、それもほぼ誘拐や拉致の類なのでしょう。幼子たちを事故や災難から少しでも守りたいものです。

神隠し ウィキペディア リンク

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E9%9A%A0%E3%81%97

※画像はイメージです。 他のHPより引用  蛇足@管理者N

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2009年4月23日 (木)

■2009.0424・25・26〔初夏②〕 プチ祝詞講座:御田植祭

P12636m1 五月は〈さつき〉。〈さ〉は田の神に関わる語だという。
〈田の月〉とは田植え時ということだ。
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は田ごとに
水が張られた風景に感嘆している。
減反政策で田圃を見掛けなくなったのは
何時ごろからであろう。
公園に咲く躑躅(ツツジ)に目を奪われる過し易い季節。
野や山に緑が溢れ、万物が生き生きとして来る時季である。

〔プチ祝詞講座〕:初夏②  御田植神事
五月(さつき)の空(そら)も高(たか)く、
晴(は)れ渡(わた)りたる今日(けふ)の佳(よ)き日(ひ)に、
掛(か)けし襷(たすき)も明(さや)なる、
紅(くれなゐ)の早乙女(さをとめ)ら今(いま)し
打(う)ち揃(そろ)ひて、
御饌田(みけつた)に苗(なへ)植(う)ゑ初(そ)めむと

読み:
さつきのそらもたかく、
はれわたりたるけふのよきひに、
かけしたすきもさやなる、
くれなゐのさをとめらいまし
うちそろひて、みけつたになへうゑそめむと

(c)金子善光

〔語句〕:
さつき:皐月=5月
1月=睦月 2月=如月 3月=弥生 4月=卯月
6月=水無月 7月=文月 8月=葉月 9月=長月
10月=神無月 11月=霜月 12月=師走 
(6月、10月の「無」は格助詞の「の」)
紅(くれなゐ)の早乙女(さをとめ)
=早乙女早童を始めとする田植え奉仕者は赤いたすきを
 かけて田植えをします。
御饌田(みけつた)(みけた)=神聖な水田

※写真は他のHP参考とさせて頂きました。

★NORITO トピックス

〔初宮詣祝詞〕の祝詞で、「○月○日に生まれてから何事も無く」というフレーズでよく使います、「~爾生礼出伝志与里」ですが、「生礼出伝志」(あれゐでし)だと敬語扱いとなり「お生まれになって」の意味になるため、一般の初宮詣では「生麻礼出伝志」(うまれゐでし)にする必要があるそうです。

蛇足@管理者N

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2009年4月20日 (月)

■2009.0421・22・23〔初夏①〕プチ祝詞講座雹被害回避 農作物の生育祈願

Utugi 「卯の花のにおう垣根に ほととぎす早も来鳴きて
 しのび音(ね)漏らす 夏は来ぬ」と謡われた初夏が来た。
つつじが咲き競い、麗らかで凌ぎ易い季節の到来である。
わが杉山神社では雹祭(ひようまつり)が行われる。
農作物への被害が無いようにと地域の農民たちが
続けて来た祭である。
このころになると夏の到来が間近であると実感される。

〔プチ祝詞講座〕初夏①⇒雹被害回避 農作物の生育祈願   
此の里人らが作りと作る農作物(たなつもの)をば、
雹害(ひようのわざはひ)に遭(あ)はせ給ふことなく、
守り恵み幸(さき)はへ給ひ、豊(ゆたか)に実らしめ給へと、

読み:
これのさとびとらがつくりとつくるたなつものをば、
ひようのわざはひにあはせたまふことなく、
まもりめぐみさきはへたまひ、ゆたかにみのらしめたまへと、

(c)金子善光

※写真は”卯の花”(うのはな)=ウツギ“卯木”という花です。
 茎の部分は空洞になっていることから、空木(うつぎ)で
 竹のような感じです。
 ちなみにニオイは無いそうです。夏は来ぬの歌では
 花の咲いている様をにおうと表現したのでしょう。
 オカラのことをこう言いますが、よく似ています。

蛇足@管理者N

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2009年4月17日 (金)

■2009.0418・19・20〔神拝詞〕プチ祝詞講座:神拝詞

Photo 朝夕、神棚に拝礼する生活は
さほど堅苦しいものではないし面倒でもない。
親子間で習慣の伝承が途切れたため、
違和感を覚えるようになったのに過ぎない。
自室に神棚を設けるのは億劫ではないし、
伊勢と産土の神々をお祭りすることは、
地元の神社へ行けば実現出来る。
神職に相談すれば印刷された
大祓詞(おおはらえことば)や神拝詞は手に入る。
コピーでも構わない。
我流でよいので日々上げてみたい。

〔プチ祝詞講座〕:神拝詞(しんぱいし)

①掛(か)けまくも綾(あや)に畏(かしこ)き
伊勢(いせ)に坐(ま)す
天照大御神(あまてらすおほみかみ)
・産土大神(うぶすなのおほかみ)たちの
御前(みまへ)に、
日(ひ)に異(け)に蒙(かがふ)り奉(まつ)る
大御蔭(おほみかげ)を忝(かたじけな)み
礼(ゐや)び奉(まつ)らくと、
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す

①よみ:
かけまくもあやにかしこきいせにます
あまてらすおほみかみ
うぶすなのおほかみたちのみまへに、
ひにけにかがふりまつる
おほみかげをかたじけなみ
ゐや)びまつらくと、
かしこみかしこみもまをす

②掛(か)けまくも綾(あや)に畏(かしこ)き
伊勢(いせ)に坐(ま)す
天照大御神(あまてらすおほみかみ)
・産土大神(うぶすなのおほかみ)たちの
御前(みまへ)に、
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)さく、
大御蔭(おほみかげ)蒙(かがふ)り奉(まつ)りて、
今日一日(けふひとひ)恙(つつが)なく
平穏(おだひ)に過(すぐ)し侍(はべ)りしことを、
忝(かたじけな)み礼(ゐや)び奉(まつ)らくと、
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す

②よみ:
かけまくもあやにかしこきいせにます
あまてらすおほみかみ
うぶすなのおほかみたちのみまへに、
かしこみかしこみもまをさく、
おほみかげかがふりまつりて、
けふひとひつつがなく
おだひにすぐしはべりしことを、
かたじけなみゐやびまつらくと、
かしこみかしこみもまをす

(c)金子善光

〔語句〕
うぶすなの=その土地で生まれた
 近世以降は氏神や鎮守の神と混同されるようになった。
日(ひ)に異(け)に=毎日
蒙(かがふ)り=蒙⇒こうむる⇒いただく
恙(つつが)なく=ツツガムシからきている
  ⇒ツツガムシがいない⇒安心できる状態
平穏(おだひ)=平穏に、何事もなく
過(すぐ)し侍(はべ)りしこと=過ぎていますことを
忝(かたじけな)み=もったいない、恐れ多い
朝夕に=(よみ)あしたゆふべに

神棚には、米、(酒、)塩、水を基本に
お供えします。(その家庭の慣習による)
例えば、1日と15日や特別な日には
酒をつけて盛り塩も円錐形に整えるなどするのもよいでしょう。

大祓詞 ⇒西野神社様のわかりやすいブログ
 を是非オススメいたします。
http://d.hatena.ne.jp/nisinojinnjya/20051115

※画像は金子先生の受け持つ神社の桜(文章とは関連ありません)

蛇足@管理者N

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2009年4月14日 (火)

■2009 0415・16・17〔プチ祝詞講座〕:新車祓い

Photo 最初に免許を取ったのは家内で、
それを祓ったのは自分である。
ぶつけたりぶつけられたりして廃車にした。
次は子供が大きくなったのでワンボックスカーを求めた。
これは知り合いの神職に祓って戴いた。
その次は再び自分専用ということで軽自動車にした。
これ以降は自分で祓った。
幸い大きな事故との遭遇はない。
他人の車については一層慎重に祓うよう心掛けている。

〔プチ祝詞講座〕:新車祓い

常(つね)も大神(おほかみ)を
崇(あが)め奉(まつ)る何某(なにがし)い、
今度(こたび)新(あら)たに車(車種・番号)をば
購(あがな)ひ設(まう)け侍(はべ)れば、
今(いま)し御前(みまへ)に引(ひ)き据(す)ゑ侍(はべ)りて、
祓(はら)ひ給(たま)ひ清(きよ)め給(たま)へと
乞(こ)ひ祈(の)み奉(まつ)る状(さま)を、
平(たひら)けく安(やすら)けく聞(き)こし食(め)して、
この車(くるま)を操(あやつ)る人(ひと)を始(はじ)めて
相乗(あひの)らむ人々(ひとびと)に、
禍津日(まがつひ)の禍事(まがこと)有(あ)らしめ給(たま)はず、
 

よみ:
つねもおほかみを
あがめまつる○○(なにがし)い、
こたびあらたにくるま(車種・番号)をば
あがなひまうけはべれば、
いましみまへにひきすゑはべりて、
はらひたまひきよめたまへと
こひのみまつるさまを、
たひらけくやすらけくきこしめして、
このくるまをあやつるひとをはじめて
あひのらむひとびとに、
まがつひのまがことあらしめたまはず、

(c)金子善光

道=やちまた

買う=購ひ(あがなひ)まうけ

運転=操る(あやつる)

エンジン、電気系など装置=車の仕組(しくみ)

故障することなく=損なうことなく、落つる事なく

運転者にけがなく=手のまがひ足のまがひ無く

同乗者=あひのらむひとびと

交通安全祈願=みちゆきのおだひのみまつり

何某(なにがし)い⇒○○伊(い)の伊は○○さんを強める働きをします。○○さんの「さん」という意味ではありません。 ○○株式会社伊 といえば○○株式会社を強める働きです。営業繁盛祝詞などでも役立つと思います。

*あくまでもご参考(その神社さんのやり方がありますので)

○車番のよみかた

(例)横浜 503 は 12-34

よこはま ごーれいさん はの いちにいさんよん

数字の0「ゼロ」は英語なので、日本語だと「れい」

○手袋または白い小さい布

・新車の場合、ボンネットやドアを開けてお祓いするわけですが、中にはかなり神経質なほどに車を愛している方がいらっしゃるので、あまりベタベタ指紋がつくようなさわりかたをすると怪訝そうな顔をされます。

最近管理人Nは、左手にのみ白の手袋をつけてみています。大麻(おおぬさ)をもっているときは紙垂(しで)の部分で見えなくなりますからそれほど目立ちません。

○お祓いの順番

・時計まわりに、ボンネット、運転席後部、ハッチバックの場合後ろ、ガソリンタンク、後部、ナビシートの小物入れ、助手席、車のまえに立っていただき全体・・・といった感じです。

蛇足@管理者N

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2009年4月10日 (金)

■2009.0412・13・14〔選挙事務所〕:プチ祝詞講座 選挙事務所開き

選挙になるので事務所開きをしたいとのこと。
神棚があるので神札の意味とまつり方を
説明して清祓を奉仕した。
別の方が神社に見えた。
支持者が勧めたので時間のやりくりを付けた由。
もう一方は総代さんの取り次ぎが旨く行かず
断念されたとのこと。
偶然だと思うが最後の方は落選された。
周囲から「苦しいときの神頼みというではないか。
祈祷して貰えばよかったのに」という声が上った。
「神のみぞ知る」だが神職もしっかりしないと。

〔プチ祝詞高座〕:選挙事務所開き
何某(なにがし)い今度(こたび)ooo議員
選挙(ぎいんせんきよ)に立候補(りつこうほ)し
侍(はべ)れば、
ここを己(おの)が事務所(じむしよ)と定(さだ)め、
選挙運動(せんきようんどう)を
展開(てんかい)することとなりぬ、
故(かれ)大御蔭(おほみかげ)
蒙(かがふ)り奉(まつ)らむと、
屋内(やぬち)祓(はら)ひ清(きよ)め、
常(つね)も崇(あが)め敬(ゐやま)ひ奉(まつ)る
伊勢(いせ)に坐(ま)す
天照皇大神(あまてらすすめおほみかみ)
また産土(うぶすな)の○○大神(おほかみ)を、
この神棚(かみだな)に招(を)ぎ奉(まつ)り
坐(ま)せ奉(まつ)りて、
支援者(しおんしや)打(う)ち揃(そろ)ひ
拝(をろが)み奉(まつ)り

読み:
○○○○(なにがし)い 
こたび○○○○ぎいんせんきよに
りつこうほしはべれば、
ここをおのがじむしよとさだめ、
せんきようんどうをてんかいすることとなりぬ、
かれおほみかげかがふりまつらむと、
やぬちはらひきよめ、つねもあがめゐやまひまつる
いせにますあまてらすすめおほみかみ
またうぶすなの○○おほかみを、
このかみだなにをぎまつりませまつりて、
しおんしやうちそろひをろがみまつり

(c)金子善光

*解散総選挙はいつになることか?今回は選挙事務所開きの祝詞を公開いたしました。若干ブログをさかのぼっていただくと、もうひとつ「選挙当選祈願」がありますのでごらん下さい。⇒ ■2009.0125 〔選挙当選祈願〕■2009.0125 〔選挙当選祈願〕

 蛇足@管理者N

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2009年4月 8日 (水)

■2009.0409・10・11〔石仏移転〕:プチ祝詞講座 石仏移転

兼務社の鳥居脇にひっそりとある石仏。
江戸後期の年号が刻まれている。
境内地の一部を隣の私有地と交換する
ことになった。
隣家の工事のため、急遽避難となったが、
やっと元の所へ安置する日が来た。
総代と地元有志の都合四名が参列した。


〔プチ祝詞講座〕:石仏移転
此(こ)の所(ところ)に崇(あが)め奉(まつ)れる
仏神(みほとけ)たちの御前(みまへ)に
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)さく、
境内地(みかきぬち)の境(さかひ)をば
変(か)へむとして、
過日(すぐるひ)遷(うつ)し奉(まつ)りし
仏神(みほとけ)たちを、
百伝(ももづた)ふ八十日日(やそかひ)は
あれども今日(けふ)を
生日(いくひ)の足日(たるひ)と
撰(えら)び定(さだ)めて、
御饌神酒(みけみき)捧(ささ)げ奉(まつ)り、
玉串(たまぐし)の取(と)り取(ど)りに
拝(をろが)み奉(まつ)る状(さま)を、
平(たひら)けく安(やすら)けく聞(き)こし食(め)して、
今(いま)より後(のち)も御前( みまへ)を
通(とほ)る車(くるま)も人(ひと)をも
見守(みまも)り給(たま)へと、
恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す

読み:
このところにあがめまつれる
みほとけたちのみまへに
かしこみかしこみもまをさく、
みかきぬちのさかひをば
かへむとして、すぐるひうつしまつりし
みほとけたちをももづたふやそかひは
あれどもけふをいくひのたるひと
えらびさだめて、みけみきささげまつり、
たまぐしのとりどりに
をろがみまつるさまを、
たひらけくやすらけくきこしめして、
いまよりのちも みまへを
とほるくるまもひとをも
みまもりたまへと、
かしこみかしこみもまをす

(c)金子善光

※古い家屋の解体時などに庭の片隅に石仏や
 道祖神などが祀られている家も少なくありません。
 このほか屋敷の中にある邸内社、小さな神社や
 祠(ほこら)など、農家や旧家に見られます。
 先代が亡くなられたりして、土地を売却して
 新たに造成される場合など地鎮祭祝詞のほか
 上記の祝詞は役立つと思います。
 必要に応じて単語を入れ替えてみてください。
 今後、古い井戸を埋める場合などの祝詞も
 先生のほうにリクエストしてみます。

 蛇足@管理者N

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2009年4月 5日 (日)

■2009.0406・07・08〔祝詞用紙の折り方〕

Photo 祝詞はクルクルと丸めてから七折半に折って使う。
折目と折目の間に文字が二行入っているのが
理想だと教わった。
努力不足でその域に達していない。
邪道だが初めに折っておいて折目と折目の間に書く。
七折半の「半」は最後の折目だが、
文字通り折目の半分にしてしまうと開きにくい。
一、二センチくらいにしておく。
折目の初めと終わりには文字を書かない。
従って中の五折に納める。
文字は宣命書きが原則だ。
読みやすくする配慮と五折に納める工夫とが必要である。
長くなりそうな大祓詞の場合などは最初に継ぎ接ぎ
をして一枚半の長さにしておく。
       

金子善光

*奉書紙は神道系大学購買などでも
置いているところがあります。その他文具店、画材屋さん。
あとは筆、硯、墨は必携です。・筆はちょっといい目のほうが書きやすいです。

*祝詞用紙(専用硬紙)は装束・神具店で販売されています。
民俗工芸(縦39cm×横54cmサイズの祝詞用紙)
・七折半跡付(たたんでいません)
http://www.minzoku.co.jp/itiran04-03.html

また、若干小さめなカット(ちょうどよい大きさ)で七折半無地のものは教派神道系の
教団通販のお店などでも購入可能のようです。
80円くらい/1枚(たたんだ状態)
(参考:天○社など)

※写真はイメージ
民俗工芸さんのものを使用させて頂きました。

★★★★★

祝詞ドットコムでは、神職の皆さんや神職を目指す皆さんのお役に立てるようにさまざまなシチュエーションの祝詞を調査しています。 検索ワードランキングなども参考に金子先生へリクエストをしております。 皆様からのご意見やリクエストなどもお待ちしております。トラックバックへの書き込みをお願いいたします。

〔注意〕業者の悪意ある広告、いたずら書き込みはニフティーへ通報し、削除いたします。

蛇足@管理者N

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2009年4月 2日 (木)

■2009.0403・04・05〔祝詞の料紙〕

Photo 浄書の余裕がない場合を想定し、
祝詞には丈夫な紙を使おうとした時期がある。
そこであちこちと探した。
しかし、どう足掻いても結局は
ボロボロになるのがオチである。
今は奉書に書く。鳥の子紙も書き易い。
ケント紙を試みたこともあるが白過ぎるのが
難点かも知れない。
神様に粗相なく申し上げるのが本筋なので、
祭儀ごとに書くのが正解だ。

金子善光

*一例
39.5cm × 53cm の奉書紙
http://www.osakakyouzai.com/houshosi1.htm
http://cwoweb2.bai.ne.jp/minamikikou/housyosi%20hannbai.htm

※写真は祝詞奏上のイメージです。他HPより引用

※蛇足@管理者N

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