■2009.0530・31・0601〔痛む心〕:プチ祝詞講座 痛む心
心の病は現代人にはまるで宿命のようだ。
神社にも時折相談に訪れる方がある。
電話で「お祓いをして欲しい」と依頼して
来る人もある。
私は取り敢えず
「精神科なり心療内科なりに行くよう」勧める。
たとえば骨折している人がすべきことは
外科医へ行くことであるのだが、
なかなか納得していただけない。
神通力でもあれば何とかしてあげたいが、
そうは行かない。
神職としては神様に
「最もよい解決法に導いて下さるよう」と取り次ぐだけだ。
〔プチ祝詞講座〕:痛む心
崇敬者何某い 過日(すぐるひ)より
心の病(やまひ)を得たれば 苦しみ悩み
最早(もはや)為(な)す術(すべ)もなく
大神の恩頼(みたまのふゆ)
蒙(かかふ)り奉(まつ)らむと
鵜(う)じもの頸(うな)ね突き抜きて
拝(をろがみ)み奉(まつ)る状(さま)を
平(たひら)けく安(やす)らけく聞こし食(め)して
いとよき道を示し給へと
乞(こ)ひ祈(の)み奉(まつ)らくを
読み:
崇敬者何某い すぐるひより
こころのやまひをゑたれば くるしみなやみ
もはやなすすべもなく
おおかみのみたまのふゆ
かかふりまつらむと
うじものうなねつきぬきて
をろがみみまつるさまを
たひらけくやすらけくきここしめして
いとよきみちをしめしたまへと
こひのみまつらくを
(c)金子善光
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