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2009年6月22日 (月)

■2009.0623・24・25〔霊祭〕プチ祝詞講座:霊祭

日本人は祖先を大切にして来た。
お盆に亡くなった人のみたまを迎えるのは、
仏教渡来以前からの信仰習慣であった。
古代中国の孔子は、祖先を「坐すが如く」
まつるべき由を説いたが、
我が国の霊祭(たままつり)にも共通する。
盆行事の送り迎えや盆棚などにも明らかに
祖霊を丁重に処遇する心が窺われる。
神道では奇数年毎に霊祭を行う。
サンパウロの日系一世の祭詞から引用してみよう。

〔プチ祝詞講座〕:みたままつり
遠地近地(をちこち)にイペの黄の
花咲き初(そ)めて春は今年も廻(めぐ)れども、
もはや還(かへ)らぬその花の散りて
影なきあはれ哀しき○○○○姫命(ひめのみこと)の
御霊(みたま)の御前(みまへ)に三年(みとせ)の
御祭(みまつり)仕奉(つかへまつ)らくと、
(中略)今は汝命(いましみこと)の高き
恐(かしこ)き神業(かむわざ)に仕奉らす
奇御霊(くしみたま)を仰(あふ)ぎ
奉(まつ)り慕ひ奉らくと、
心の海の深き懐(おも)ひに玉串取持ち
白菊黄菊も多(さは)に額(ぬか)づき
拝(をろが)み奉(まつ)る状(さま)を
愛(め)ぐしうむがしとうづなひ給(たま)ひて、

読み:
をちこちにイペのきの
はなさきそめてはるはいまとしもめぐれども、
もはやかへらぬそのはなのちりて
かげなきあはれあはしき○○○○ひめのみことの
みたまのみまへにみとせの
みまつりつかへまつらくと、
(中略)いまはいましみことのたかき
かしこきかむわざにつかへまつらす
くしみたまをあふぎ
まつりたまひまつらくと、
こころのうみのふかきおもひにたまぐしとりもち
しらぎくきぎくもさはにぬかづき
をろがみまつるさまを
めぐしうむがしとうづなひたまひて、

(c)金子善光   

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