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2009年7月 4日 (土)

■2009.0705・06・07〔国語力〕

中学や高校で始業前に本を読ませる学校がある。
最もよく現れる効果は子どもが落ち着くという点だ。
ところが見えぬ大きな効果もある。国語力が付くのだ。
文章を書くのが苦手だという生徒に尋ねると、
おおむね読書習慣が無い。
どうしたら文章表現力が豊かになるのかと
質問する生徒らの場合も同様だ。
たぶん幼少期に親の読み聞かせが無かったり、
家の中に幼児向けの図書がなかったのであろう。
しかし心配はいらない。
読みたい・読もう、という気が起ったら始めればよい。
ある日、意外と表現力や語彙が豊かになった自分を
見出すはずだ。
ことばを「わが物」と出来たときこそ
真の国民たり得るのである。
わが国では古来「ことばには力がある」と信じて来た。
それは「言霊(ことだま)」と表現されて今日に伝わる
(鈴木孝夫『言葉のちから』、藤原正彦『祖国とは国語』参照)。

(c)金子善光

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