■2009.0708・09・10〔海開き〕プチ祝詞講座:海開き
いよいよ本格的な夏の到来だ。
夏休みは宿題の重圧感はあるが期待に満ちている。
早起きが苦手でラジオ体操にはよく遅刻した。
そのくせ登校日は浮き浮きしていた。
勉強抜きで友に会える。
学校にプールが普及する前だったので海水浴には時めいた。
ある年のこと一族打ち揃って湘南の海に行った。
叔母が「カヤックをやってみないか」という。
楽しかった。あっという間に時は過ぎた。
数十年後。長男が幼稚園に入る前だ。
私の父が「孫と一緒に行きたい」と言い出した。
江の島の海で遊び、サザエを食べた。
このような思い出作りに一役買っているのが神職だ。
事故のないようにと祈る〈海開き〉もその一つであろう。
〔プチ祝詞講座〕:海開き
常の例(ためし)のまにまに
今日を「海開き」と定め 事に預(あづか)る人々
今し綿津見大神(わたつみのおほかみ)の御前(みまへ)に
玉串を捧げ拝(をろが)み奉(まつ)る状(さま)を
諾(うべな)ひ賜ひ(たま)
恩頼(みたまのふゆ)以(もち)て
行き交(か)ふ乗り物には操縦(あやつり)に
過(あやま)ちなく
泳ぎ出(い)で泳ぎ来る人々に
枉(まが)つひの枉事(まがこと)在らしめ賜(たま)はず
守り恵み幸はへ賜へと
読み:
つねのためしのまにまに
けふを「うみびらき」とさだめ ことにあづかるひとびと
いましわたつみのおほかみのみまへに
たまぐしをささげをろがみまつるさまを
うべなひたまひ みたまのふゆもちて
ゆきかふのりものにはあやつりにあやまちなく
およぎいでおよぎくるひとびとに
まがつひのまがことあらしめたまはず
まもりめぐみさきはへたまへと
(c)金子善光
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コメント
祝詞に読み方を入れて下さるのは、私のような古典の素養のない人間には助かります。先生のこの読み方をヒントに月刊誌の英文に読み方を入れ喜ばれてます。有難う御座います。
投稿: 金ピカ先生 | 2009年7月 7日 (火) 07時28分