文化・芸術

2009年8月24日 (月)

2009.08.25.26.27〔選挙必勝祈願〕 プチ祝詞講座:選挙必勝祈願2

Senkyo 衆・参両院の捩れが始まり遂には与・野党の
逆転すら取り沙汰されて時は移った。
欧米では当り前の現象が、我が国では仰々しく
取り上げられる。理由は簡単だ。
この国が農業国であるからなのだ。
大きな変化を望まないのが島国の農耕民の特色であった。
それが都市生活者の増加に伴い、
政策の失敗を見逃さないという傾向に転じた。
こうなると慣習に従ってというよりは、
苦しい時の神頼みとして祈願に訪れる候補者が
多くなるのは自然の成り行きとなる。

〔プチ祝詞講座〕:選挙必勝祈願2
候補者○○○○が願(ねがひ)の道に適(かな)ひ 
国のため世のため尽さむとする 志深きを 
見給(みたま)ひ聞き給(たま)ひて 
此度(こたび)の選挙に 
最(いと)もよき結果を得さしめ給(たま)へと 

読み:
こうほしゃ○○○○がねがひのみちにかなひ 
くにのためよのためつくさむとする 
こころざしふかきを 
みたまひききたまひて 
こたびのせんきょ(ひとえらび)に 
いともよき いさをしを えさしめたまへと 

(c)金子善光

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※写真はパロディです。
蛇足@管理者N

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2008年2月 7日 (木)

■祝詞 20080207

本日は旧暦の1月1日です。これから先、国学院大学講師の金子善光が「祝詞」と「神社」に関して日々、下記のような形で祝詞や神社に関してのミニ講座や知識の数々を徐々に書き連ねていければと考えております神職を目指している学生の皆さんをはじめ、神職の方々などに広くご活用頂けましたら幸いです。左がわの最近の記事の下部のコメント記入欄にご意見や質問などをご記入下さい。

▼現代神社と実務研究会のHPからの引用です。

「祝詞表現拾遺」

祝詞に用いられる表現を掲げます。読者が語釈を読み、祝詞に親しみを抱いて下されば幸いです。また神職がご覧になった場合は、対案や批正をお寄せ下さい。

家内安全祈願(かないあんぜんきがん)

○家族のことに触れる

・各(をの)も各(をの)も持(も)てる生業(なりはひ・わざ)に勤(いそし)み労(いたづ)き

   【語釈】

   をのもをのも ― 各自が・誰も彼も。

   持てる ― 持っている。

   なりはひ ― 暮しを立てること・職業。

   わざ ― 技術・芸・仕事。

   いそしむ ― 精を出す・よく勤める・精励する。

   いたづく ― 骨を折る・世話を焼く・気を配る。


・親は親、子は子の務(つと)め果(はた)し

   【語釈】

   つとめ ― はげむべき仕事・従事すべき業。

   はたす ― 決りをつける・実現させる・現実のこととする。


・各(をの)も各(をの)も生業(なりはひ)に勤(いそし)み学業(まなび)に努(つと)め

   【語釈】

   をのもをのも ― 各自が・誰も彼も。

   なりはひ ― 暮しを立てること・職業。

   いそしむ ― 精を出す・よく勤める・精励する。

   まなび ― 学習・勉強。

   つとむ ― 努力する・決められた仕事にはげむ。



○平穏無事を言う

・恙無(つつがな)く穏(おだ)ひに

   【語釈】

   つつがなし ― 無事である・異常がない・さしさわりがない。

   おだひ ― 落ち着いて平安であるさま。


・禍津日(まがつひ)の禍事(まがこと)あらしめ給(たま)はず

   【語釈】

   まがつひ ― まが=不正・害悪・災い。つ=の。ひ=神霊。

   ながこと ― 凶事。のちに〈まがごと〉と濁音になった。

   あらしめたまはず ― あら=ある。しめ=~させる。
   たまは=~なさる。ず=~ない。アラセナサラナイデ。


・事無(ことな)く障(さはり)なく

   【語釈】

   こと ― 面倒・厄介なこと。

   さはり ― 障害・さしつかえ・ひっかかり。


・輪禍(くるまのわざはひ)・病(やまひ)・泥棒(ぬすびとのわざはひ)・火災(ひのわざはひ)に遭(あ)はせ給(たま)ふことなく

   【語釈】

   くるまのわざはひ ― 交通事故。

   やまひ ― 病気。

   ぬすびとのわざはひ ― 当て読みなので音読も考えられる。

   ひのわざはひ ― 失火・もらい火など火事に遭遇すること。

   あはせたまふことなく ― あはせ=遭遇させる。たまふ=~なさる。
   遭遇サセナサルコトナク。



○健勝を言う

・身健(みすこや)かに心朗(こころほがら)に

   【語釈】

   すこやか ― しっかりしていること・力が強いこと。

 

商売繁盛(しょうばいはんじょう)


 ○営業

・商(あきな)ふ業(わざ)の順調(すみやか)に

   【語釈】

   商(あきな)ふ ― 商売を営む。

   業(わざ)― 仕事。生業。

   商ふ業 ― 商売全体に用いるのはもとより、商取引などについても用いてよい。

   順調(すみやか)に ― やや当て読み気味であるが、近そうな大和言葉ということで当てた。



 ○従業員

・関与(かかづら)ふ人々に病(やまひ)障(さはり)なく、意欲(ひたむきなるおもひ)以(も)て事に当らしめ給ひ

   【語釈】

   関与(かかづら)ふ ―「関係する」「携る」「従事する」の意味でも使ってよい。



 ○奉仕

・この商(あきなひ)を以て世の人のために尽さむと

   【補説】

  *働くとは傍楽(はたらく)なりとは故事付けだが世のためになることであるのは当然の条件である。従って神道の考えからは、他者を困らせたり他人に迷惑を及ぼしているものは、仕事から外されることになる。



 ○貢献

・世間(よ)に役立ち、人に喜ばるる商(あきなひ)

   【補説】

  *役立にはエダチの訓もあるが意味は異なる。商売は買い手を騙すものではなく満足させるものでなければならぬ。



・商(あきなひ)の賑々(にぎにぎ)しく利益(くぼさ)をば沢山(さは)に得さしめ給ひ

   【語釈】

   にぎにぎしく ― 賑やか。

   くぼさ ― 利益・儲け。

   さは ― たくさん。

祝詞作成支援ソフト 青空-Aozora-

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